町を出て、辺境にある国境の砦で軍人として働き始める若者=ドローゴ。 彼は一応、この小説の主人公ではあるが、規律と習慣が見る夢の主体に仮託されたような人物で、内面の砂漠に直面し続けるだけです。 国境にある砦は、前面に異国の砂漠が拡がる。これと…
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